不可思議さぐりちゃん

世の中の不可思議なことや奇妙なことをさぐっちゃいます!

僕は「L7」ではなく「C Moon」になりたいと思う

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出典:ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーン・オーシャンより

「C-MOON」という言葉をご存じだろうか。

僕は「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」に

出てくるキャラクター、プッチ神父のスタンド名として認識している。

ジョジョ」は大好きな作品なので今後のエントリーの中でも度々

出てくると思うし、色々書いていきたいと思っている。

 

しかし、今回の主題は「ジョジョ」ではない。

ジョジョ」に登場するキャラクターやスタンド(特殊能力)などの名前は

作者である荒木飛呂彦先生が好んでいる洋楽を由来としたものが多い。

冒頭の「C-MOON」ものPaul McCartney & Wingsの楽曲「C Moon」より

取られている。

 

では「C Moon」とは一体何なのだろうか。

調べたところによると「C Moon」は「L7」の対義語にあたるようだ。

順を追って説明しないと何のことやらだ。

  

まず、1965年にSAM THE SHAM & THE PHARAOHSが「Wooly Bully」という

楽曲を発表した。

「L7」はこの楽曲の一節「Let's not be L seven(L7にならないで)」に由来する。

「L7」は「L」と「7」の組み合わせ、つまり四角形を表しており、転じて頭が固い人

という意味らしい。日本語でいうところの「四角四面」にあたる。

これに対してPaul McCartneyは「C」と「三日月」を組み合わせると

円になることから、「C Moon」を穏やかな人を表す言葉として使用したのだった。

 

なるほど。 

「L7」の説明は納得できるものだし、素直に感心した。

でも「C Moon」は個人的には違和感がある。

僕は英語が得意ではないけど「moon」=「月」じゃないの。

調べてみたら「三日月」は「crescent moon」と表現するらしいので

Paulの考え方で円を表すならば「C-Crescent Moon」略して「C-C Moon」

のほうが良いような気がする。

 

まあ、どっちでもいいんだけど。

ただ、言葉を図形として考えるのは面白いアイデアだと思う。

女忍者を「くノ一」と表す分解言葉みたいに近いかもしれない。

(ちなみに「くノ一」は女忍者に限らず女性を表す隠語だったらしい)

他にも色々ありそうなので探してみる価値はある。

見つけたら随時更新していこうと思う。

乞うご期待!